2011.11.07

ch.books京都企画第3弾「たゆたう」ライブやります。

お知らせ

風博士・杉山拓さんのライブ@オープニングパーティー、京都ガケ書房・山下さんによるトークイベントに続く、弊店企画のイベント・第3弾は、またまた京都関係のイベントとなりました。(ということで、トータルして「京都企画」と銘打ってしまいます。)

11月13日(日)京都の女性アコースティックユニット「たゆたう(http://tayutau.info/)」ライブ@ch.books。
今回もまた、何かとお世話になっている風博士・杉さんがご縁となっての開催です。たゆたうは、にしもとひろこさんの透明感ある鮮やかな歌声と、イガキアキコさんの洗練されつつもユニークな遊び心を感じるヴァイオリンやおもちゃなどから生まれるアンサンブルがとても心地よいユニット。「自由度の高いパフォーマンスから創り出される圧倒的な世界観に、見たことの無い景色が見えたり、気づけば涙を流していたという人が続出するライブは必見!(公式サイトより)」とのことで、小さなch.booksの店内、どうなってしまうのか…。楽しみです。長野初ライブですよ。あ、公式サイトに載っている「つきにうたかた(http://vimeo.com/30225955)」のPVもすごくカワイイので、こちらも必見です!

さらに、当日は、ガケ書房の山下さんにご協力いただき、「京都フェア」と題して(…ネーミングセンス・ゼロ)、「きょうと小冊子セッション(http://gakeibunsha.jpn.org/)」にて出展された本を中心に、京都の小冊子や雑貨を販売する予定です。

この「きょうと小冊子セッション」は、京都の二大人気書店・ガケ書房と恵文社一乗寺店がタッグを組み、この二店舗がキュレーションした小冊子を限定販売したり、トークイベントやワークショップを約2週間に渡って開催したもので、どのイベントもどの本もおもしろそうなんですよ! いしいしんじさんが、膨大な思考ノートを編集した1冊『ノート』の発売記念として、冊子に入らなかったページや当時の裏話など披露し、さらにいしいさんが来場者一人ひとりに表紙の文字を直接筆入れしてくれるイベント(贅沢すぎる!)とか、大橋裕之さんのトークイベント+爆笑紙芝居+ゲストとの即興マンガ対決とか…(しかも坂本慎太郎氏と大橋さんのコラボ4コマ漫画しおり付き。欲しい! ちなみに、両作家の小冊子とも弊店でも販売予定です)。

さらには、ブックディレクターの幅允孝さんと編集者の岡本仁さんのトークイベント、「働き方研究家」西村佳哲さんとミシマ社の三島邦弘さんのトークイベント等々…。どれも興味深すぎませんかっ!

ということで、きょうと小冊子セッションは、もうすでに終わってしまったのですが、少しでもその空気を味わわせてもらいたくて、今回オリジナル小冊子等の取り扱いを山下さんにお願いしたところ、ご快諾いただきました。いずれの小冊子も各1~2冊のみの限定販売となるので、興味ある方はお早めにお買い求めください。

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たゆたうライブ@ch.books

11月13日(日)17時~

500円(1ドリンク付)

予約・お問い合わせはmail(at)chan-nel.jp または tel:026-217-5687 まで。(とても小さなお店なので、予約していただけるとありがたいです)

※駐車場がございませんので、お車でお越しの際は、近隣のコインパーキングをご利用ください。

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さて、ここからはとても余談なのですが…。そういえば、以前、杉さんが私(島田)との出会いをブログに書いていただいたことがありました(7月2日の日記「不思議な偶然もあるものだ」http://kazehakase.blogspot.com/search?updated-max=2011-09-02T12%3A31%3A00%2B09%3A00&max-results=7)。私もずっと杉さんとの出会いをどこかに書こうと思っていたけど、杉さんが実に見事にまとめてくれたので、ちょっと付け足し程度で。以下は、杉さんの7月2日の日記の続き(島田ver.)です…。

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当時、善光寺門前にあるカフェで店長をしていた私は、昼休みに携帯をふと見ると、いつぞやメキシコを旅していた時に一緒になった「まっさん」から、「今夜、友人が長野でライブするっていうから運転手で付いて行くで~」みたいな(こんな方言だったかな?)超アバウトなメールが来ていた。帰国してからからそれまで、さほどコンタクトを取っていないなかでのメールだったので、まず長野に来るという突然の連絡に驚き、しかも会場のライブハウスもバンド名も書かれていないため、何のライブかも不明だったが、なんとなく「もしかしてネオンホールかな? 」と思い、真相を確かめるべく、徒歩1~2分のネオンホールに向かって歩いている時に1台のクルマが通過。「京都ナンバーじゃん!絶対まっさん!」と思い、手を振ると、助手席の人がめっちゃ笑顔で手を振り返して来た。「誰?」と思いつつ、クルマに追いつくと、運転席のまっさんが「あ…ちゃんしまやんか!」。笑顔で手を振ってた助手席の人「え? 知り合い?」。…知らないのに手を振って来た、それが杉さんでした。

その杉さんは「風博士」というバンド(当時は3ピースだった)をやっていたんですが、それは、その1週間ほど前に私が京都旅行をした際、ガケ書房にて購入したCD『みやこ音楽』(くるりの岸田が京都のミュージシャンを集めてプロデュースしたアルバム)にて、「この人たちの曲、いいな~」と思ったバンドだったのでした! ということで、さまざまな偶然が重なり、今ではまっさんから杉さんを介して、ガケ書房の山下さんや京都の色々なバンドと知り合い、さらには、まっさんは念願のカレー屋(メキシコで会った当時から将来の夢はカレー屋って言ってた)を弊店と同じ2011年7月2日にオープンしたのでした。

という訳で、拙い思い出話でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。