※続きました…
というわけで、フリペフェスで見聞きしたフリーペーパーの数々が
すごく自由で「作りたいから作る」というスタンスが バシバシ伝わって来て、
すごく楽しかったんですよね。
例えば、制服のある飲食店のすごく可愛い店員さんだけを
撮りためて掲載している福岡のフリーペーパー「MOET(モエ)」。
男性数名で作っている冊子で、 完全に趣味の世界だろ、
と突っ込みたくなりますが、 本気で可愛い制服女子を徹底して撮っていて、
ストーカー等の対策のために、店名や名前掲載はなし。
つまりお店の広告的要素も女子の売名行為?もなく、
可愛い女子だけを眺める癒し本のようになっているのです。
そして、何よりもハイクオリティー!
さらに、消しゴムハンコがすごく上手な美大生が、
ナンシー関的な消しゴムハンコ作品
(と表現するのが適切かはわかりませんが、そんな感じの素晴らしさ!)
を掲載した小冊子も。
特に、昭和の漫才師のみを消しゴムハンコで表現した冊子は素晴らしかったです!
…が、弊店に閲覧用に置いておいたこちらの冊子を、 どなたか間違えて持って帰られてしまったようで…。
もしこのブログ読んでたら、大変恐縮ですが、お返しいただけると幸甚です…。
あと、「ネコメンタリー」というフリーペーパーの制作者は、
元々、Only Free Paperの一般のお客さん(サラリーマン)で、
あまりにも自由な形態のフリーペーパーの多さに感化され、
自らも大好きな猫の写真を使って、フリーペーパー作ってみた、というもの。
今まで撮りためてた猫の写真をひたすら掲載したA4四つ折りのものですが、
すでにVOL.7まで出ている。
とにかく形も発行部数も制作意図も自由で、
別にそれで人生どうにかしようってことではなく、
出したいから出してるんです、的なとこが良かったんですよねー。
それで、もっと世の中のいろんな人が 割と自由に
フリーペーパーを出してもいいんじゃないかな、 と思って。
特に学生とか若い人が出すと面白いですよね。
絵を描くのが趣味、とか写真が趣味みたいな感じの人が その趣味の世界を、
誰に対してじゃなく表現したりするのが いいなぁ、と。
さらに、我らが『チャンネル』という冊子も
もっと自由に遊んでも良いのじゃないかと思ったりしたのですよねー。
とりあえず、持ち帰って来たフリーペーパーは現在弊店で閲覧のみですが展示していますので、
お気軽に足を運んで読んでいただき、
これがきっかけでフリーペーパーとか出す人がいたら面白いなと 思ったりしています。
弊店の次の企画展が10月1日からなので、 それまでは展示している予定です。
あと、10月15日(土)、16日(日)に チャンネルvol.1でもご紹介した、
群馬の麦小舎さん( http://www.mugikoya.com/) にて行われる本のイベント
「Book nick」にもお持ちしようと思っています。
http://book-nick.mugikoya.com/
ほらほら、あなたも作りたくなって来たでしょ。