2025.05.08

赤木明登『良寛さんと漆の器』展

お知らせ

赤木明登『良寛さんと漆の器』展
【詩の朗読とお話し会(無料)】

日時:5月10日(土)
時間:14時〜
場所:TOiGO4階(長野市問御所町1200)
※予約優先(026-217-5687/ mail@chan-nel.jp)〈ch.books〉

石川県輪島市に根ざし、日常使いのシンプルかつ洗練された漆の器を作り続ける人気塗師・赤木明登さん。
@nurimono_

5月9日(金)〜18日(日)に開催される『良寛さんと漆の器』展に合わせ、会期2日目の5月10日(土)には、赤木さんによる書籍『良寛さん』の詩の朗読会と、2024年1月1日に発生した震災後の能登の現状やこれからについてのお話し会(無料)を開きます。

当日は人気企画「赤木智子の生活道具店」でも知られる妻の智子さんと、赤木さんとともに出版社「拙考」を立ち上げた張逸雯さんも会場にいらっしゃり、張さんは『良寛さん』の漢詩の中国語朗読もしてくださいます!
@tokochan37
@sekkou_stillmind

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2024年元日の大地震で甚大な被害を受けるなか、被災した木地師の工房をいち早く再建し、輪島塗の土台となる木地師を支える「小さな木地屋さん再生プロジェクト」を立ち上げた赤木さん。
広く支援を呼び掛け、同年末に開催された新作「合鹿椀」の展示受注会では、用意した130個がほぼ初日に完売しました。売り上げをプロジェクト存続のための資金とし、輪島塗の伝統を守り抜くことに力を尽くしています。

また、震災直後から若手職人が仕事を続けられる環境を整備したほか、復旧作業で能登に滞在する工事関係者のために食堂をオープンさせるなど、さまざまな活動を展開。
地域への貢献が高く評価され、2025年3月にはフランス発祥の美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ」の「トラディション賞」を受賞したことも広く知られています。

そんな赤木さんのさまざまな活動についてのお話が長野市で聞ける貴重な機会。
お話し会の会場には書籍『良寛さん』と赤木さんの器の作品も並べる予定です。どうぞお見逃しなく。

無料開催のため、どなたさまもお気軽に足をお運びください。

※5月10日(土)はイベント開催のため、作品展示はch.booksではなく、会場のTOiGO4階(ch.booksから徒歩5分ほど)で行います。